めだかハウスの仲間たち

家で飼っているメダカ達の日々の記録です。

メダカの卵 孵化について - 無事に孵化する方法

めだかハウスの仲間たちは4月20日から産卵を開始しました。

初産卵日から毎日、手で採卵をして別な容器に入れて孵化を待っていました。

 

今年はどの子が一番先に孵化するんだろうか、、、無事に孵化しますように!

と毎日卵を入れた容器を眺めていました。

 

そして、そして、とうとう、、5月7日に初孵化!!

 

 

5月7日は合計8匹が孵化しました。
2022年産まれのめだかハウスの子供達、第一回目の孵化が無事に確認できたのでホッとしました。

これから毎日どんどん孵化していくと思います♪

 

4月20日に初産卵、そして第一回目の孵化が5月7日。

初産卵から18日後に孵化しました。

2022年4月中旬以降はお天気の変化が激しく、雨や曇りの日が多かったので日光も弱く、水温もそう上がらなかったので孵化までにかかる平均的な日数の1週間程よりもっとかかってしまいました。


「メダカの孵化には何日かかるの?」
これが飼っているメダカが産卵をした時から気になる大きな疑問ですよね。


今日は「メダカの卵 孵化まで」について順番に詳しくお話しします。



メダカが産卵したら

メダカの卵を採卵する ⇒ 別な容器に移して飼育する

 

メダカ 卵 孵化 容器

容器は基本的になんでもOK。
ペットボトルで作った容器、100円ショップで売っているガラス容器、カブトムシ飼育ボックスやタッパウエアなど。 透明で日光が容器の中によく入るものであればなんでもよいです。

 

メダカ 孵化 日光

メダカの卵を無事に孵化させるためには、日光はとても大事です。

日光をよく浴びた卵は細胞分裂が活発で孵化までの成長が早いです。また日光にあたって容器の中の水温も高くなる為、孵化が早まります。

ただし、卵を日光に当てる際の注意があります。

深さの深い容器、たっぷりの水の中に卵を入れて日光にあてることが大事な注意点です。

比較的浅い、少ない量の水の中で日光にあててしまうと、水温が高くなりすぎて卵の中の細胞が死んでしまいます。

必ず深い容器でたくさんの水の量で卵を飼育しましょう。

 

メダカ 卵 孵化 温度

日中の温度が何度くらいになったら卵が孵化しはじめるのでしょうか?

 

水温が20℃以上になったらメダカの産卵が始まります。

めだかハウスの仲間たちが産卵を開始したのが水温が20℃になった時からでした。

 

気温が25℃くらいになったら必然的に水温も20℃以上になります。

 

メダカ 卵 孵化 水温

水温はメダカの卵が孵化する大事なキーポイントになります。

メダカの卵が孵化するには卵に対して決まった水温があります。

 

卵が合計250℃の水温の中につかっていたら、孵化します。

 

わかりやすく式で書くと、

 

水温25℃ x 10日間 = 250℃

水温25℃の水の中に10日間卵が浸かっていたら孵化することになります。

 

ですから曇りの日や雨の日が続いいて水温があまり高くならない場合には、もっと日数がかかります。

 

水温20℃ x 12.5日 = 250℃

水温18℃ x 13,8日 = 250℃

 

去年2021年の夏の場合、卵を飼育していた水温は30℃~35℃くらいにはなっていました。ですので一週間くらいで孵化しました。

水温をなるべく高くするために、卵を入れた容器は、
よく日の当たる窓際、またはベランダや庭に出してよく日光に当てましょう

こうすると早く孵化します。

ただし、40℃を超えてしまうと卵が死んでしまいます

高くても、38℃くらいまでの水温で飼育しましょう。

 

メダカの卵 孵化の方法

メダカの卵を採卵して別な容器で飼育するようになると「無事に孵化するんだろうか、、」と不安になりますよね。

 

無事に孵化させる為には、「水」、「水温」、「水替え」の3つの大事なポイントがあります。

 

孵化させる為に卵を入れておく水は、必ず水道水を使ってください。

カルキ抜きではなく、カルキが入っている水道水です。

どうして水道水を使うかといいますと、水道水には卵に水カビ(白カビ)が生えるのを防いでくれるカルキが入っているからです。

カルキは殺菌作用がありますので、白カビ、水カビから卵を守ってくれます。

 

水温
卵が合計250℃の水温の中に浸かっていたら孵化しますから、水温をできるだけ一定に保って飼育すると無事に孵化させることができます。

 

水温キープに関しては2つの方法があります。

  • 自然にまかせて水温を保つ
  • ヒーターを使って水温を保つ

 

私は1の自然飼育方法で孵化させてきました。

日当たりのいい窓際に置いて、できるだけ外に出して日光をよく浴びさせる。そうやって孵化を促進してきました。

 

最後に「水替え」

卵を入れている容器の中の水は、毎日取り換えましょう

卵が流れていかないよう注意しながら前日の水を捨て、新しい水道水を入れます。

私は直接水道から水を入れています。

 

毎日取り換える理由は、カルキの殺菌力を毎日保つためです。

そうすることで卵に水カビ、白カビが生えることなく孵化まで飼育することができます。

 

メダカ 卵が孵化したら

「あっ、産まれた!」とある日ふと気が付きます♪

 

メダカが孵化したら、カルキ抜きの水が入っている容器に移しましょう。

これ、とても大事なポイントです!

 

卵は水道水=カルキが入った水、でも、

卵から孵化した針子たちは「カルキ抜き水」で飼育します。

 

カルキ入りの水は親メダカでさえ死んでしまいますから、必ず「カルキ抜きの水」が入った容器で飼育しましょう。

 

カルキ抜きの水の水替えは、
水の汚れ具合と針子たちの状態を見ながらやるのがいいでしょう。

産まれた手の針子のうちは、ちょっとの影響がストレスや体を傷つけることになってしまって死んでしまうことが多々あります。

 

針子たちにストレスがかからないように静かに、優しく水替えをしましょう。


それではまとめます。

 

まとめ

🐠 卵は水道水で飼育する。
🐠 深さが深く、水がたっぷり入った容器の中へ卵を入れて飼育する。

🐠 卵が入った容器は窓際、ベランダ、庭に出してたっぷり日光を当てる。

🐠 卵は、水に浸かっている合計水温が250℃になると孵化する。

   水温25℃一定キープで10日で孵化。

🐠 水温は40℃を超えないように。38℃くらいまでが適温。
🐠 卵が孵化したら、「カルキ抜き水」で飼育する。

 

 

それでは今日も一日、めだかライフを楽しみましょう!!